内なる闇
私たちが内なる闇、弱さや危うさを本当に知ることを通して、自分の中から人間としての優しさや人を愛する心を育てることができる。肉体を持つことで人は愚かになり、悲しみや苦しみを繰り返す。でも肉体を持ったから人と人は出会う事ができ、世界を体験し、葛藤し、魂を成長する事ができる。
この世界な二元、光と闇の両方が存在する世界。闇は悪くない、だから闇を嫌わない、裁かない、否定しない。そうしたとき、自分自身が快適で平和で幸せとなる。どんなときも内なる平安のなかにいることができる。隣に闇があっても、悪と呼ばれるものがあってもへっちゃらになれる気がする。
シフトしていこう。現実を使って。
闇が光になる
苦しい経験をさせてもらえるからこそ、喜びや感動を味わうことができる。
すべては魂を磨くステージ、心を耕すステージ。
苦しいと嫌な自分がいっぱい出てくるが、嫌な自分を隠さないで、否定しないで、理解して認める。
それが、闇が光となること。それが宝となる。
嫌な人や事柄も自分の鏡として現れてて、それを嫌って批判して認めなことは自分を認めないこと。
嫌だなんて思いたくない、自分のことも他者のことも。でもどこかで嫌だって思ってる自我があるなら隠さないで偽らないで理解しよう。自分も誰も悪くないし、みんな愛したい、愛されたい、調和したいって心を奥では思ってるんだ。
だから愛そう。自分を愛することが基本、自分を愛し、人を愛する、自分の中に無限の愛がある。
みんなの中にも。光がある。
まずは自分の闇を光にかえよう。
どんどん明るくなっていくよ。
ありがとうの深度
心ここにあらずで
ただ口だけ動かすありがとう
ただ筆だけ滑るありがとう
得意顔のありがとう
心の底からこんこんと
泉のように湧き出して
言葉にするのももどかしく
静かに溢れるありがとう
ありがとうの深度はさまざまだが
ありがとうの一言に
ひとりひとりの心すら超えて
世界の微笑みが潜んでいる
谷川俊太郎
心の中でも言葉にしてでも、出来るだけたくさんありがとうを言っていこう。
その中で心の中で手を合わせ、心からのありがとうを増やして行こう。
ありがとうと思えないことでも、これがわたしの心を変えてくれることだと気づきありがとうと言おう。
ありがとうの深度を深めていこう。ありがとうを増やしていこう。
世界の微笑みの前に自分の微笑みを増やしてくれる。
この詩は私のヨガの師である日本ヨーガ学会会長田原豊道先生の教えてくれたもの、田原豊道先生にも感謝です。ありがとうございます。
わが生命の主なる生命
わが生命の主なる生命よ、わたしはわが身を清くしておくよう
つとめましょう。
おんみの御手が 活き活きと 五体の隅々まで触れるのをしっているからです。
わたしはつねに わたしの想念から いっさいの虚偽を遠ざけるよう
つとめましょう。
おんみこそは わたしの心に理性の灯をともしてくれた 真理そのものであることを知っているからです。
わたしはつねに わたしの心から いっさいの悪意を追い払い、わたしの愛を花咲かせておくよう
つとめましょう。
わたしの心の内なる聖堂に おんみがいますことを知っているからです。
そして、わたしはもろもろの行為のうちに おんみを顕わすことを
わたしのつとめといたしましょう。
わたしに行動する力を授けてくれるのはおんみの力であることを知っているからです。
タゴール ギタンジャリより
太陽神経叢
施術をしていると、体のみぞおちのあたりが固くなっている方が多い。
ここは心臓の下から胃の裏側に広がる神経細胞の集まりである太陽神経叢がある。ここがら腹腔内に全ての臓器に神経がのび、肝臓、すぞう腎臓などを支配している。チャクラでいうとマニプーラチャクラ、バランスのとれた自己主張、個人のパワーに関係している。よってここが固いということは自我との折り合いに苦しんでいるのかもしれません。
太陽神経叢は腹にあるひとつの脳であり、怒り、喜び、悲しみ、憎しみなどの情動はここでうまれている。これらの情動によって体が機能不全に陥ってしまうこともあり,癒す必要がある。
固いってことは苦しかったんだねと思い、いたわりの気持ちで優しく撫でてあげるとスーとゆるんでくる。
感謝の気持ちでありがとうといって撫でてあげてもいい。
またみぞおちに輝く太陽をイメージして、あったかくなるまで太陽を輝かせよう。
自己のパワーを取り戻そう。