愛
愛を通して全世界をあなた自身のものとせよ。
のけ者が一人もいないように、敵が一人もいないようにせよ。
自己中心性がないようにせよ。
そして敵というような異質な観念は追い払ってしまえ。
全世界を愛によって一つになるようにせよ。
スワミ・プレーマーナンダ
ヨーガスクール・カイラス発行松川慧照エッセイ集9より
振り向くことなく
振り向くことなく
さげすむことなく
善いものを喜び
悪いものを直し
倒れたら立ち上がり
心から笑い
泣くのはこらえ
涙が流れても
前を見て笑い
すべてに感謝し
涙をながし
自分のためには泣かず
人のために泣き
すべてに神を見て
すべてに奉仕し
恐れることなく
道を歩め。
君の心の中にある最高の理想
それが現時点での、神から与えられた使命だ。
それを遂行せよ。
妥協は要らない。
保証などいらない。
ただやるだけだ。
成功とか失敗とかは、後で考えればいい。
誰にも言い訳することなく
間違ったら修正し
倒れたら立ち上がり
ただ道を歩め
できるなら走れ。
走ると転びやすくなるが
めげずに立ち上がり、走れ。
血だらけになっても、走れ。
人生は短い。
ヨーガスクール・カイラス発行松川慧照エッセイ集2より
幸せ
幸せ
人生で一つだけ決まっていることがある。
それは必ず死ぬということ。
それはいつ来るかわからず、
そして仮に長生きしたとしても、数十年という短い時間しかない。
その残された短い時間を、どのようにいきたいのか。
みなの幸せのためにいきたい。
あるいは、ただ純粋な主の道具となりたい。
そう思える人は、幸せな人だ。
そこに答えがある。
ヨーガスクール・カイラス発行 松川慧照エッセイ集⑫より
修行の糧
修行の糧
運が悪かったとか
ああしてればよかったとか
そんなことを考えてはいけない
すべてはただ
一瞬一瞬全力の積み重ね
その結果として最悪の状況が生じたとしても
それがなんだというのだ?
たとえあなたが想定する最悪のことが起きたとしても
そんなことはたいしたことではない
良いことも悪いことも
すべては神の愛であり
修行の糧
良いことも悪いことも
エゴの想定内でも定義であり
すべてはただ至福に向かっている
しかしもし、できるだけ早くその至福に至りたかったら
全力であれ
素直であれ
誠実であれ
慈悲深くあれ
快活であれ
人の悪いところを見るな
人の批判をするな
言い訳をするな
真理を強く求め
何が起ころうともすべてに感謝し
常に喜びの心を持ち
成功にも失敗にもとらわれず
ただこの今に集中して
ただ今、なすべきことをなせ
ヨーガスクール・カイラス発行 『松川慧照エッセイ集⑧』より
まいた種が
まいた種が
芽となって出てきたのに
無明の眼には、それが敵に見える。
その芽を出すために頑張って種をまき、水をやってきたはずなのに
いざ芽が出てくると、それを芽と気づかず、敵とみる。
すべての現象を師と見るならば
この過ちは解消される。
すべては自らが、自らの成長のために
種をまき、出てきた芽。
それから逃げずに育て上げ
大きくなったら刈り取りなさい。
魂の成長という、真の収穫を得るのだ。
ヨーガスクール・カイラス発行 松川慧照エッセイ集⑦より